女性の有資格者が７割を占める薬剤師は、時間を決めて働く時間給労働を担う割合は女性の方が圧倒的に多くなります。そのため、地域のかかりつけ医のそばにある調剤薬局なら、午前と午後に分けて薬の調剤を行いますので、午前中だけ働きたいといった希望をかなえやすくなるでしょう。
家庭の主婦という立場にいる女性にとって、自宅近くに調剤薬局があれば、薬剤師の資格を生かして午前中だけ働くにしてもそこそこまとまった収入を得ることができるでしょう。自宅近くの調剤薬局への転職を志すなら、地域医療に貢献したいといった話や、顔見知りに出会う可能性が高いからこそ、薬剤師として役に立ちたいといったことを面接でアピールするのがいいと思われます。
自宅から近いことで、交通費などの費用が掛からずに済むと考えてもらえたら、採用にかなり近づけます。
調剤薬局では、薬剤師が行なう服薬管理などの専門的なお仕事と、事務のお仕事というふたつの種類のお仕事があります。いずれも転職を希望するときには、応募後に書類選考～面接という流れになるのが一般的です。事務の求人募集に応募する際には、当然のことながら一般のビジネスマナーに応じた転職活動をされる方が殆どですが、薬剤師の資格を持った方が専門分野での業務としての求人募集に応募される場合には、ごく稀ながらもビジネスマナーにそぐわない応募者が見受けられます。
例えば、調剤薬局では薬剤師は白衣を着るのが通例だからと、転職応募先の面接にカジュアルな服装で向かってしまう方もいらっしゃいます。事務であろうと専門職であろうと、常識的なビジネスマナーに反する人は採用を敬遠されがちです。
有資格者に稀に居がちな、勘違いをしたマナー違反は避けるべきでしょう。
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